日別アーカイブ: 2018年8月22日

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腰痛の治療

腰痛(ようつう)とは、腰の所に痛み発赤などを生じる状態を指す一般的な用語。


世界の腰痛事情。

地域・場所で、行政の方策、カルチャーや暮しや慣習が違っても、腰の疾病の発症の比率はおおよそ一定である。

(WHO)世界保健機関の書物は以下のように評されている。

「腰部(ようぶ)の疼痛の発症の度合いや有病割合は、それぞれの土地のたくさんの場所でおおよそ変わりないのである。

腰の疾病は各国で休業する原因のナンバー1」。


姿勢による腰痛の予防。

腰部の疾患の苦痛の原因は、姿勢に起因するとの昭和51年のナッケムソンの発言以来、欧州では労働中・家事などの予防対策がされている。


急性腰痛のガイドラインんでは…。

2004年のヨーロッパ委員会の腰部の症状診療ガイドラインによれば、欧州における腰の痛みの一生涯罹患率は84%で、有病割合は23%であります。


米国での腰痛事情。

米国では、多数患者の腰の病気は要因を定めることのできない非特異的腰痛です。

この事に関して、ナッケムソンは明快なアカデミーの問題を示唆されています。

米国は、腰部の症状の為に、1年間に日本円にして1000億円以上が治療費として使われていると計算されています。


日本の腰痛事情。

わが国でも腰部(ようぶ)の痛みが自覚症状のある患者の比率で第一位(もっとも多い症状)で、国民の80%以上が一生において腰の疾病を体験する。

大半の人は腰部の疾病を主張してもエックス線やMRI診断で要因が診つけられないようなことも多くある。

要因が見つかったとしてもその病変部位が腰の痛みの原因とはかぎらず、腰の症状の人の80%が病変箇所が分からない(原因を特定できない腰痛)。


筋骨格系の腰痛と、それ以外の腰痛の割合。

腰部の疾患中、骨折、感染症、がん、変性疾患など、原因特定が断定できるものは15パーセント程度であり、残りの85パーセント程度は、腰痛の原因の断定できない非特異的腰痛である。

CTやMRI病変箇所が見られてもその異常所見が腰部(ようぶ)の疾患の原因だとは断定できません。


高齢者の腰の痛み
椎間板損傷や脊柱管狭窄は、高齢者にはありふれていて、エックス線やMRIでは、おおかたの年寄りには認められるが、ほとんどのケースでは、それは腰痛(ようつう)の要因ではありません。

そのことは、ときどき外科的手術実施する根拠にされるが、その外科手術がうまくいっても結果的に腰(こし)の痛みが治ることは少ないのである。


緊張性腰痛(筋肉を原因とした、筋筋膜性腰痛)。

筋肉などに過度な負荷がかかることで、筋肉が緊張するために引きおこされる腰(こし)の痛みなのです。

過度なストレスを加えると、交感神経は常に優位になり興奮し緊張をしいられ、関連する他の筋組織などにも力が入る。

すると崩れたバランスを適応しようと腰の筋肉に負担が大きくなり、腰痛が発生する。


慢性腰痛。

腰部(ようぶ)の疾病が、3ヶ月以上持続する場合慢性腰痛と言います。

精神的な不安や精神的なストレスなどのメンタル因子の関与があります。

突然の腰部の症状から慢性的な腰の疼痛への転換は、しばしばイアトロジェニックであるとされていますであるようです。

頭痛、片頭痛、偏頭痛
イアトロジェニック病って?。

米国の死因の3大要因1つにイアトロジェニック病と言うものがあるようです。

1位は心臓病、2位は悪性新生物そして3位がイアトロジェニック病です。

イアトロジェニック病というのは分かりやすく言いますと、医者によって起こされた死。

医療のミスや薬品手術などが要因となる死のことです。


危険な腰痛。

緊急性の高い腰痛の種類には、死亡する危険性の高い腹部大動脈瘤や大動脈解離、場合によっては死亡する危険性の腎梗塞、急性膵炎、排尿と排便が困難になる場合もある馬尾症候群が挙げられる。

注意を必要とする腰痛は、化膿性脊椎炎、結核性脊椎炎、硬膜外膿瘍などの脊椎感染症や、多発性骨髄腫や癌の骨転移などの悪性新生物の骨病変がある。

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非特異的腰痛を来たしやすい要因。

メンタル的要因(家族への不満、不安、精神的緊張、抑うつ)。

肥満(BMI高値)。

妊娠後期(子供を出産した後腰痛は軽快する)。

腰に負荷のかかる職業(重い物を運ぶ介護職、職業運転手)。

運動不足。

腰痛の男女比は、あまりない。

脚長差は、あまり腰痛の要因になりません。


欧州の腰痛のガイドラインによれば…。

欧州における指針によれば、腰痛は、疾病でなく、症状であるといっている。

腰痛の要因は、腰部に負担のかかる体の使い方による腰椎・椎間板・神経などの障害、新生物などの特異的疾患による障害、の2つである。


腰部に負担のかかる動作と腰痛。

腰部に負荷のかかる動作は、腰椎・脊椎・神経に異常を作り出す。

整形外科医ナッケムソンは、腰痛の原因を腰部にストレスのかかる動きとつきとめた。


危険な腰痛(レッドフラッグ)。

レッド・フラッグといわれている兆しがあるばあい、重大な疾病があるかもしれないのでさらに検査をすることが必要。


重篤な疾患があれば、すみやかに治療が必要だったり、特別な処置を必要とする可能性があります。

しかし、レッド・フラッグの徴候が見られるからといって、必ずしも重大な病気があるという訳ではない。

大変な疾患が発見される可能性があるというだけで、レッドフラッグをもつ大抵の腰痛のある人は、深刻な、問題を保持していない。

仮に、レッド・フラッグの症状が全く無いのであれば、症状出てから後4週間以内に、画像診断検査を行ったり、臨床検査をすることは、有用でないことが示されている。

証拠証拠大抵のレッド・フラッグの有用性は、腰痛のガイドラインによれば、それほど支持されない。

骨折などを捜しだすための最も手がかりは、高齢の年齢、ステロイドホルモンの使用、著しい怪我などである。

がんを見つけだす方法の良い手がかりは、患者の病歴である。

その他の要因を除くことができるのであれば、非特異的な腰痛をわずらう人は、普通は、原因を特定すること無く、対症的に治療される。

抑うつや薬の濫用など、診断を複雑化する要因を明確にする取り組みや、保険の支払いに関係する討論は、役に立つ場合がある。


日本での腰痛のガイドライン。

我が国のガイドラインでは、下記の状況を危険な兆候であると言っています。

※腰痛の発症する
年齢が20歳より下または50歳以上。

※時間や
動作に関係無い腰の痛み。

※胸部痛

※がん、
ステロイド治療、HIV感染の既往。

※栄養失調

※体重減少

※広い範囲に
及ぶ神経症状。

※構築性脊椎変形(猫背など)

※発熱


検査。

レッド・フラッグの症状が見受けられる場合や、あるケースや、よくならない神経学的な病状が継続する時や、悪化する症状がある場合には、画像検査を受けるのがベストである。

特に、癌や感染症や馬尾症候群が疑わしいケースは、早期にMRIやCTの検査をするのが推奨される。

椎間板の疾患を見つけ出すのには、CTよりMRIの方が多少優れている。

脊柱管狭窄症を診断するには、両者とも有益です。

また2、3の身体的な検査が有益である。

椎間板ヘルニアは、たいてい下肢伸展挙上検査が陽性になる。

腰部椎間板造影は、高度な腰の痛みが継続するケースに、症状の元の原因となりえる椎間板の障害部位を見出すのに有用だろ思われます。

同様に、神経への麻酔の注射(神経ブロック)に類似する治療的手技が、痛みを発する部分を確定することを目的で用いられることがある。

前述のように椎間関節への注射、変形硬膜外注射、仙腸関節への注射を、診断的な検査として利用することを支持するいくつかのエビデンスある。

他の身体的検査、例えば側彎症の身体検査、筋力低下の筋力検査、神経反射の減弱の検査などは、ほとんど使用されることはない。

腰部痛の訴えは、人が医療機関を訪れる最も数多い病状のうちの一つである。

たいていの腰の症状は、2、3週間程度しか持続せずに、自然に消失する風に見えます。

医学会の薦めによれば、もしも、既往歴と診察結果が、腰痛の要因となるある特定の障害の存在を暗示しないのであれば、レントゲンやCT検査やMRI画像検査必用無いのである。

患者は、CTやMRI検査によるX線を願い出る場合もあるが、レッドフラッグの兆候が認められないケースは、そうした検査はいらないのである。

ルーチンのCT検査やMRI検査は、コストがかかり、病状を回復させる効用の無い外科手術を受ける可能性が強くなり、 受ける放射線が体にネガティブな影響を与える。

症状の原因を特定診断できるのは、画像診断検査の1%以下に過ぎない。

画像検査は、症状に関係性の無い異常部分を見つけ出して意味のない別の検査を加えて受診するように患者さんを仕向け、患者さんを不安にする。

そうは言うものの、アメリカのメディアの統計の内容では、1994年から2006年までの12年間に、腰のMRI画像検査の件数は、300%以上、増大した。

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