2014年度の的中率は83%だったが、大震災が起き、余震が続いた10~11年度は28~56%と低かった。
こうした弱点を補う高精度化事業は2段階で進める。
気象庁は今春にも緊急地震速報の高精度化事業を始める。
現在の予測システムは、東日本大震災のような巨大地震や、ほぼ同時に二つの地震が発生した場合などに精度が低下しやすい。
だが、ほぼ同時に二つの地震が発生すると、震源が一つの大きな地震と誤認し、予測が過大になる傾向がある。
従来の震度予測手法を大幅に改良するとともに新手法も導入し、併用することで、予測した震度と実測の誤差が1以内に収まる「的中率」が85%以上となる精度を目指す。
第1段階は、従来の予測手法の改良だ。
現在は、最初に揺れをとらえた観測点のデータを主に利用して、震源や地震の規模を推定し、各地の震度を予測する。
木の中で繁殖し、自ら産んだ卵でオタマジャクシを育てる奇妙なカエルがおよそ140年ぶりにインドの北東部で再発見された。
メスは木のうろの内側に卵を産み付ける。
そこには水が溜まっており、オタマジャクシが孵化すると水の中に落ちる。
オタマジャクシと同じ水の中に隠れていたメスを、私たちは過去の研究で見つけています」 複数のメスが使ううろもあったことから、子どもに食事を提供し続ける負担を分かち合うカエルのコミュニティの存在も考えられるという。
同論文の共著者であるベルギー、ブリュッセル自由大学両生類進化研究所のイネス・ファン・ボクラール氏は、このカエルのDNA、奇妙な繁殖行動、そして生体構造は、「カエルの進化の過程におけるごく初期での枝分かれを示している」と言う。
メスはその場所で、オタマジャクシが小さなカエルになるまで自ら産んだ無精卵を食べさせるのだ。
「メスが営巣地に残っている可能性もあります。
氏は Polypedates jerdonii と命名したが、今回の調査のリーダーを務めるインド、デリー大学の生物学者サティアバマ・ダス・ビジュ氏らの研究により、まったく新しい属であることが判明。
集団で子育て? 研究チームは、メガラヤ州の東カシ丘陵地区で、最大19個のカエルの卵が入ったオタマジャクシを発見した。
なお、他のカエルのオタマジャクシの食料はたいてい植物性である。
氏は、メスが木のうろに戻ってはオタマジャクシの胃を卵で満タンにしているのではないかと考えている。
19世紀に、体長およそ5cmのこのカエルをインドのダージリン地方で初めて発見したのは英国の動物学者トーマス・ジェルドン氏だ。
新たに Frankixalus jerdonii と名付けられ、1月20日付の科学誌「PLOS ONE」で発表された。
エサを産み落とすところは観測できなかったが、1度に1つずつ産卵できる風変わりなチューブ状の組織がメスの生殖器から伸びているとビジュ氏は記している。
「彼らが母親の卵のみを食べていることは明らかです」とビジュ氏は言う。
科学者らは竹の中や木のうろに隠れているカエルを観察した。
彼らはそこで驚くべき芸当をやってのける。
このカエルが最後に記録されたのは1870年で、絶滅したと考えられていたが、2007年に開始した3年にわたる調査で科学者らが発見した。
子供の健康管理との関係が分かりにくく、測定の手間もかかるなどの声が学校現場から上がり、文科省は2014年4月に学校保健安全法を改正し、健診の義務項目から外した。
長年ほぼ検出のない状況が続き、省略が決まった。
60年の祖父母世代と比べると、座高より身長の伸び率が高く、足は長くなったという。
調査では、幼稚園年長~高3の13学年の座高平均を1985年と比較。
感染が多い地域では継続される見通し。
寄生虫の卵の有無を調べるぎょう虫検査も廃止される。
約80年続いてきた座高測定は、来年度の学校健康診断から廃止される。
小3以上では親世代より0.1~1.5センチ高くなっていた。
座高測定は内臓の発育確認などの目的で37年に始まった。
均身長も0.4~2.6センチ伸びたが、年齢が上がるほど差が縮まり、身長から座高を引いた足の長さの割合は、高3男子が身長の46%で85年より0.7ポイント低くなるなど、中2以上の男女全てで胴長傾向となった。
衛生環境の改善で感染が激減し、今年の検出率は小学校で0.12%、幼稚園で0.06%。
中学2年以上の子供は身長に占める足の長さの割合が30年前と比べ小さく、親世代より胴長体形であることが22日、文部科学省の学校保健統計調査で分かった。
妊娠、出産の時期にヨーグルトなどで腸内環境を整えることはリスク軽減や予防につながる可能性がある」と説明した。
人の場合、産道を通るときから細菌を摂取し、腸管で腸内細菌を育む。
逆に腸内細菌を減らした母マウスの子が、正常な母マウスに育てられると正常な行動を示したことから、出生後に脳の発達が受ける影響があるとみられる。
福井大学の研究チームは20日、腸内細菌が少ない母親から生まれた子どもに発達障害が現れる可能性があることを妊娠マウスの実験で示したと発表した。
栃谷特命助教は「発達障害の原因はさまざまあり、母親の腸内細菌の減少、バランスの乱れはあくまでリスクの一つ。
これとは別に、正常な母マウスから生まれた子を生後すぐ、腸内細菌を減らした母マウスに育てさせても生後4週で暗闇での活動低下など異常が見られた。
実験では、妊娠期の母マウスに細菌の増殖を抑える抗生物質を飲ませ、腸内細菌を減らしてバランスを乱し、その後生まれた子を観察した。
母子の健康に影響を与えるとされる腸内細菌に着目した。
正常な母マウスから生まれた子と比べ、生後4週で平均体重が約2グラム(約12%)軽く、夜行性なのに暗闇での活動が低下し、広い空間では不安から壁沿いを移動するなどの異常が見られた。
米オンライン科学誌プロスワンに論文が掲載される。
栃谷特命助教は「健康効果がある微生物プロバイオティクスなどを母子マウスに投与して腸内環境を整え、子の異常行動を予防できるかの研究も始めている」と話した。
母体の腸内環境悪化と子どもの脳の発達異常について関連性を示唆する内容で、仕組みの解明や予防につながる成果と期待される。
ただ、脳の発達に腸内細菌がどう関与するかは不明で、研究チームは仕組みの解明を目指す。
生後7~8週でも低体重、壁沿いの移動の異常があった。
産後も授乳などで母親の皮膚から細菌が入るという。
研究チームは、福井大子どものこころの発達研究センターの栃谷史郎特命助教、松崎秀夫教授ら。
データ精度を高めるために良性腫瘍や上皮内がんなどを除き、自施設診断自施設治療と他施設診断自施設治療を解析し、診断のみの症例を外した。
KapWebの開発者である千葉県がんセンター研究所の三上春夫所長は、10年相対生存率を算出する意義について、「がんという病気は、5年や10年で終わるものではなく、私たちは長い経過の一部を切り取って評価をしている。
病期ごとの生存率はI・II期が100%で、III期が94.2%、IV期が52.8%だった。
一方、生存率が30%未満の膵の症例数は895。
国立がん研究センター(国がん、堀田知光理事長)は20日、全国がん(成人病)センター協議会(全がん協、堀田会長)の協力を得て初めて集計したすべてのがんの全臨床病期の10年相対生存率が58.2%だったと発表した。
全がん協は、これまで5年相対生存率を算出してきたが、加盟施設のデータが出そろったことなどから、10年相対生存率の公表に踏み切った。
全臨床病期の生存率は90.9%。
これにより、がんを長い経過でとらえることができる」と話している。
病期ごとでは、I期が29.6%でII期が11.2%、III期が3.1%、IV期が0.9%だった10年相対生存率が90%以上の甲状腺の症例数は505。
この10年相対生存率は、全がん協に加盟する16施設で1999年から2002年にかけて診断治療した3万5287症例が対象。
生存率が90%以上だったのは、甲状腺で90.9%だった一方、30%未満だったのは食道(29.7%)、胆のう胆道(19.7%)、肝(15.3%)、膵(4.9%)などだった。
全臨床病期の生存率は4.9%。
今回の10年相対生存率は、データ提出施設が限られているため、施設別の生存率は公表していない。
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